9月21日は、幸福学の第一人者でいらっしゃる前野マドカさん(慶應義塾大学大学院システムデザイン・マネジメント研究所研究員)をお迎えしての幸福学とマインドフルネスのワークショップでした。

定員30名の親密な雰囲気の中でのワークショップには、職業も年齢も、実に多様な方々がご参加くださいました。

 

3人グループでワークすることが多かったので、普段ご一緒しない方々と一緒にワークしていただくことで、新しい出会いや繋がりが生まれ、お互いにインスパイアされたようでした。

 

前半のマドカさんの幸福学の講義では、人の幸福に関する学術的検証と報告を交えながら、私たちがQOLをより向上できる可能性について教えていただきました。

講義の後に小休憩を挟んで、ワークの最初は、まず感謝についてでした。3人グループのワークのシェアの後では、全体シェアで、何人かが、自分の人生で誰か大切な人に感謝を伝えてくれたのですが、それを聴いているだけで、会場が柔らかな空気に包まれていました。なんだかジンとしてしまいました。

感謝のワークの後では、人生の転機と、そこで自分が繋がっていた強みのワーク。

ここでも、ひとりひとりの、これまでの人生の体験に、どれだけの強さや愛があるのか、本当に尊く感じました。シェアを聴いて、深く感じ入りました。

 

お聴きしながら、幸福学がどれほどマインドフルネスと密接な関係にあるのかを深く認識しました。

 

小休憩の後はハートフルネスのご紹介。

リニに水彩で描いてもらった、スーフィーのラビアのお話しを紙芝居仕立てでご覧いただいて、それから、内側の宝物に光を照らすハート瞑想のガイドをゆかちゃんとしました。

 

この日のワークであった、感謝も強みも、私たちの内側にある宝物です。

それを照らしてくれるのはハートからの気づきです。

何も判断しない、深い受容性の、愛に満ちた気づき。

 

最後はマドカさんが、今日一日ワークを共にした仲間同士で、愛に満ちた感謝とともにお互いへのメッセージを送り合う、そんな素敵なエンディングで締めくくってくださいました。

 

マドカさん、ご参加してくださった皆さん、お手伝いしてくださったHANAせんせいたち、本当にありがとうございました。