『こぐまのくんちゃんはおおいそがし』 ドロシー・マリノ 作 まさき るりこ 訳 (ペンギン社)
(あらすじ)
森の小屋で おとうさん おかあさんと 暮らす くんちゃんは 気立てのいい こぐま
目がさめて その日は することが きまっていません
おとうさん おかあさんは 用事で忙しい
うちの中で 遊んでも すぐおわっちゃう
外へ出てみたら と促され 家のまわりで 遊びはじめると・・・？
ゆっくり 自分のはやさで 自分のせかいを広げていく くんちゃん
どっきりするような事件は 何もおこりませんが こぐまにとっては すべて新鮮
その勇気やおどろき、よろこびに 読みながら おもわず頬がゆるみます
子ども時代は、気楽に見えて 不安はあるようで。わが子も生意気ざかりの小学校中学年あたりまで、ひねったものより すなおなキャラクターやストーリーを好んでいました
安心感のつまった作品です
シリーズ化されていますので
お気に入りがみつかると いいですね！
(木綿子)