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ハートのマインドフルネス

私たちはハートを使います。

 

ハートってなぁに?

ハートとは、私たちが大切な人のことを想うときや、愛に満ちた瞬間を思い出すときに感覚の生まれる、胸の中心にある場所を指します。

ワクワクしたりドキドキしたり、温かくなり思わず手をあてたくなる場所のことで、私たちはハートが愛や慈悲に関する場所だということを既に知っています。

 

マインドフルネスの実践にあって、このハートの慈しみのプラクティスはとても重要なものです。

なぜでしょう?

 

私たちはあらゆるものとの関わりながら存在しています。

周りの人々や物事、そして自分自身と関わりながら暮らしています。

 

そうした関わりの中で、様々な思考や感情が去来し、多くの時間を、それらと無意識に同一化して過ごしています。それはちょうど思考や感情の波に揺られているような状態です。

 

しかし、そうした思考や感情の波は私たちの表層にあり、もっと内側深くには、それらに影響されない静けさや穏やかさがあります。誰もが本来持っている静けさや穏やかさを知るには、そうした表層の波を潜り抜けてゆく必要があります。

 

私たちのハートには愛の質があり、どんなものも拒絶しない質、どんなものでも判断なしに迎え入れる深い受容性があります。

 

誰もが本来持っている静けさや穏やかさを知るには、そうした表層の波を潜り抜けてゆく必要があります。

表層にどんな波があっても、それらをあるがままに受け入れることで初めて、 その奥で私たちに見つけられるのを待っている静かな穏やかな場所にたどり着くことができるのです。

 

「今この瞬間に起こっていることに、どんな判断もなく気づいていること」 このマインドフルネスの実践の中で、ハートが大切な理由はここにあります。

 

ワンシード のプログラムでは、このハートからのマインドフルネスのプラクティスをたくさん用意しています。ハートはいつもそこにあります。そして私たちが気づいてくれるのを待っています。